こんな悩み・不安を感じてはいませんか?
様々なことが気になり、常に落ち着きがなくなり苦しさを感じている
このような状況に対処するために
作業療法としてのマインドフルネスを実施
禅や瞑想・ヨガなどの手法を取り入れ、今の自分に一度立ち止まり、
自身に意識・感覚を向けることで「自分の心身の状態や周囲の変化をありのままに受け止める」ことを練習していきます。
それにより、日常でストレスを感じた際に、自分の考えや周囲の状況を冷静に受け止め、
柔軟な考え方へと繋げ、自分を失わずに自己を安定化していく手助けとなります。
マインドフルネスの主な内容
マインドフルネスは、ビジネスシーン・アスリートと様々な分野が注目していますが、
和ホスピタルでは「今この瞬間を価値判断をすることなく、今にとどまり、
あるがままにいる」という考え方を大切に行っていきます。
現在、1回のプログラムのなかで下記の3つを体験していただくことが可能です。
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呼吸瞑想
マインドフルネスの基本であり、瞑想の指南役をつかさどるものが呼吸です。
呼吸を意識し、呼吸にともなって生じてくる感覚を感じとる練習をしていきましょう。
呼吸が注意力をつなぎとめる役割を果たしてくれます。 -
ボディスキャン
指示に従って体の各部分の感覚に注意を注ぐ練習をしていきましょう。感覚について考えるのではありません。
何も感じなければ、ただ「何も感じない」ことを認識します。
別のところに注意がそれた場合にはそのことを責めず、ゆっくりともとの場所に注意を戻していきましょう。 -
マインドフルネスヨガ
“ヨーガ”とは古代インドの言葉で「結びつける」という意味があります。
心と体を結びつけ、一瞬一瞬の体の変化を通じて、
自分の内面や感覚をあるがまま受け入れる練習をしていきましょう。
上記プログラム終了後に一人一人どう感じたのかを担当者がヒアリングを行います。
同じ内容でも一人ひとり、行った日の体調などにより感じ方が違いますので、どんな感想でも気軽に教えて下さい。
私たちは、どんな感想でも正解はなく、マインドフルネスを実践し
今ある自分をどう感じ取ったかを考えることが重要だと考えています。
※和ホスピタルでは研修を行ったスタッフが担当致します。
※上記プログラムは今後変更される場合はあります。詳細は担当者までお問い合わせ下さい。
(担当:宮内) -
担当スタッフからご挨拶
近年、日頃の疲労やストレスの積み重ねで、心身に不調をきたす人が増えています。
その背景に、社会生活を送るうえで、1日に処理すべき情報量は増え、
心休まる時間をもつことも十分にできず、不安や恐怖、他者からの評価…など
否定的な考えに支配されていることが要因の一つとされています。
普段あまり意識することのない
「いま、ここ」の呼吸、身体感覚、感情、考えに注意を向けることが有効とされています。
マインドフルネスによって、本来の自分自身に対する気づきを促し、
不安、抑うつ、ストレスなどから解放されることが大切だと感じ、
当院における作業療法のプログラムでの導入に至りました。
マインドフルネスは継続して行っていただき、習慣化することが理想です。
私たちが今回実施するマインドフルネスは、
一人でも時間・場所を問わず行うことが出来るものもあります。
既に自室や空いた時間などを利用して実践している方もいらっしゃるので、まずは体験して頂ければと思います。マインドフルネスの参加について- 日 時
- 第1・3水曜日
14:00 ~ 16:00
- 場 所
- 2階作業療法室
参加ご希望・相談したい方は病棟スタッフ、または担当:宮内にご相談下さい。