ご挨拶
当院は1964年、精神科単科病院の「医療法人清和会清和病院」として始まりました。
2001年には老朽化した建物を建て替えると同時に病院名を「和ホスピタル」と改称。
その頃から心療内科の患者さんを診療するケースも増え、より幅広く、
作業療法やデイケアなど診療の充実を図りながら精神医療に取り組んでいます。
「いつでも、安心して、受診できる病院」をめざし、主治医と担当看護師、精神保健福祉士、
作業療法士、公認心理師など多職種のスタッフがチーム体制で患者さん一人ひとりのサポートに努めています。
日々患者さんの様子や現在の状況を職域を超えて共有し、
小さな気づきを治療へとつなげていくことを大切にしております。
精神症状の原因と考えられることは、患者さんによって異なります。
症状も典型的なものだけとは限らないので、個々のご事情をできる限りくみ取って、
対応に生かしたいという気持ちで診療に取り組んでいます。
ですから、とにかく患者さんと接するときには、話しやすい雰囲気づくりを大切にしています。
私的な医療法人ではなく、地域医療や社会福祉に貢献したいという想いから
特定医療法人に移行したのですが、そこには院長として誇りを持っています。
現在取り組んでいることを今後も変わらず継続し、
患者さんやそのご家族、そして地域の方々に「この場所にあって良かった」と
感じていただけたなら、それが私たちがこの北条の地で精神医療に携わり存在する意義だと考えています。
私たち「和ホスピタル」のスタッフは
1つの理念を軸に、8つの方針を基に
患者様と心地よい生活を取り戻すサポートを目指します。
1つの理念
私たちは「大切な人」を
託すことができる病院を目指しています。
8つの方針
-
1
「やさしさ」と「思いやり」を持って感性豊かな医療を目指します。
-
2
人間として尊厳と権利を大切にした医療を目指します。
-
3
透明性の高い、信頼される病院づくりを目指します。
-
4
分かりやすい組織づくりを行い、チーム医療の確立を目指します。
-
5
教育システムの充実を図り、専門職業人としての自己研鑽に努めます。
-
6
療養に専念できる、快適で安全な環境づくりを目指します。
-
7
豊かな自然環境を活かし、心が安らぐ場の提供に努めます。
-
8
社会に開かれた病院づくりを目指します。